まもなく父の日
6月の第3日曜日、今年は6月21日が「父の日」になります。もともとアメリカからやってきたこの「父の日」、日本でもたくさんのお父さんが感謝され、癒されることでしょう。 ところでこの「父」という字の形、よーくみると疲れて眠く...
お中元にはビール?
今年も早6月に入り、お中元のシーズンがやってきました。関東では6月下旬から7月15日まで、関西以西では7月上旬から8月15日までに贈るのが一般的のようです。 そもそもこの「中元」という言葉はどこから来たのでしょう。それは...
男も着物でいこう!幇間(ほうかん)という絶滅危惧芸人 ― その2
前回(といってももう3ヶ月も前の話ですが)のブログに書いた、幇間(ほうかん)の、櫻川七好 (さくらがわ・しちこう)さんのお座敷はめずらしさもあって、印象に残っている。彼の軽妙な芸と芸人魂に感動したが、その日に着ていた羽織...
幇間(ほうかん)という絶滅危惧芸人 ― その1
幇間も、いずれはいなくなってしまうのでしょうか。それではあまりにさみしい……。お座敷遊びは、一部のいわゆる旦那さん(パトロン)だけのものではなく、一般の人にもぜひ経験してもらいたい、と七好さんは訴えていました。芸妓や幇間をあげて、普段接することのない別世界の楽しみを味わう。それは、結局、日本人が大切にしてきた、たしなみ...
節分
お正月気分も束の間、慌ただしく仕事と家事に追われているうちにもう1月も終わり。街は節分モードになってきました。2月3日は節分。節分は「季節と季節を分ける日」という意味だそうで、冬と春を分ける日。つまり2月3日で冬は終わり、翌日4日からは春というわけです。 季節を分ける日が節分なら、季節には春夏秋冬の四季があるのだから...
房州うちわ – 受け継がれる日本の手仕事
房州うちわは、千葉県内で始めて国の伝統工芸品として指定され、京都の京うちわ、四国の丸亀うちわとともに日本三大うちわの一つ。本体に柄を差し込んで仕上げる京うちわ、柄の平らな丸亀うちわに対し、房州うちわの特徴は竹の丸みを生かした丸い柄。そして柄の上にできる細かく裂いた竹で編まれた扇形の窓の美しさ。1本の丸い竹で柄から骨組み...