沖縄の布 -首里織、ミンサー織-
以前に取り上げた芭蕉布や紅型以外にも、沖縄独特の布地はたくさんあります。首里織は琉球王朝のまさにお膝元で生まれ、多彩な色や織の技法を発展させていき、現在では花織や首里道屯、首里絣、首里手縞など多くの種類に分けられます。八重山など各地で織られたミンサー織は場所によって少しずつ違うようです。
東京狭山茶手もみ保存会が受賞
いろは堂のお茶の製造元である本比園の比留間さんもメンバーである東京狭山茶手もみ保存会が、11月20日に静岡県で開催された第10回全国手もみ茶技術競技会で最優秀賞を受賞しました。
沖縄の布 -琉球紅型、城間栄順展-
東京で開催された宝城間栄順氏の琉球紅型展を訪ねた。日本に残る宝のような布に、栄順氏の豊かな紅型染色が施された作品が数多く展示。宝布とは、越後上布、結城紬、宮古上布、喜如嘉の芭蕉布、久米島紬、松岡姫。透けるような布と鮮やかな染色が印象深い。
沖縄の布 ― 琉球紅型
沖縄の代表的な工芸品の1つである琉球紅型の染め。手作業で色を差していくところが特徴で、型染めであっても1つ1つの作品が全く同じにはなりません。独特の色と柄とが醸し出す美しさは沖縄らしさに溢れています。
沖縄の布 ― 芭蕉布
沖縄の布には琉球王国の王族のために発展していった首里織や、読谷や八重山など各地で織られたミンサー織、また芭蕉布などがあります。芭蕉布は薄く涼やかな布で、制作には非常な手間と労力がかかります、
一枚の布 – 小千谷縮み(おぢやちぢみ)
雪から生まれた布 小千谷縮みという夏のきもの地があります。麻の織物なのですが生地の表面に波状の皺があるのが特徴。皺はしぼと呼ばれ、この凸凹したしぼがあるお陰で、風通しが良いだけでなく肌に張り付かないさらりとした着心地になり、盛夏のきものにもってこいというわけです。