人形と小物入れと布

人形作家、与勇輝氏の作品が展示されている河口湖ミューズ館に行きました。氏はこうした作品を作るのに古い着物の布を利用しているそうです。私の小物入れは、捨ててしまうのはもったいないと、古い着物の布で作られもの。着られなくなってしまったものでも、こうしてまた息を吹き込まれるものもあるのですよね。

一枚の布 – 会津木綿

一緒に暮らしている母から和服仕立てのうわっぱりを頂戴しました。縞柄が特徴の会津木綿のものです。薄茶の地色に臙脂(エンジ),うぐいす、こげ茶、青の4本の縦縞模様は、ただ縦長の直線が並んでいるだけなのですが、これがなんともシンプルでしゃれています。鮮やかな色使いもすてき。ざらっとした綿の質感はたまりません。

真心を包む

結婚のお祝いに風呂敷をもらいました。上等なものでもったいなく、つい使わずにしまいこんでいましたが、四角い箱でも瓶でも丸いスイカでもいかようにも包めて、用が済めば小さくたたんで持って帰れる、そしてゴミにならないこの日本古来の風呂敷は確かに実用的。今度は使ってみようかなぁ

藍で染める

青梅線青梅駅のほど近く、秋川街道沿いに「壺草苑」という藍染の工房があります。スカーフやバッグ、帽子、テーブルセンターやコースターなどの小物から洋服まで、素敵な作品が並べられています。この工房で藍染を体験してみることに...。ギャラリーに並ぶ作品の藍の色の美しいこと! 模様の繊細さにも目を奪われます。