人形と小物入れと布
人形作家、与勇輝氏の作品が展示されている河口湖ミューズ館に行きました。氏はこうした作品を作るのに古い着物の布を利用しているそうです。私の小物入れは、捨ててしまうのはもったいないと、古い着物の布で作られもの。着られなくなってしまったものでも、こうしてまた息を吹き込まれるものもあるのですよね。
一枚の布 – 会津木綿
一緒に暮らしている母から和服仕立てのうわっぱりを頂戴しました。縞柄が特徴の会津木綿のものです。薄茶の地色に臙脂(エンジ),うぐいす、こげ茶、青の4本の縦縞模様は、ただ縦長の直線が並んでいるだけなのですが、これがなんともシンプルでしゃれています。鮮やかな色使いもすてき。ざらっとした綿の質感はたまりません。