春・・・桜色の和紙
今年も桜が咲く季節が巡ってきました。 日本人にとって、春と言えばやはり桜。誰しもお花見をした思い出や、この花の下での入学式や卒業式の思い出があることでしょう。桜を歌った歌も、万葉の頃から現代まで、枚挙にいとまがないほど。...
桐生織: 多彩な表現力に感嘆
銀糸を織り込んだ光沢のある背景に織り出された草花が可憐で思わず手に取った、東京国立博物館ミュージアムショップのブックカバー。江戸時代後期の琳派の画家である酒井抱一の夏秋草図屏風の絵が、桐生織の、とくに絵画織と呼ばれる技術...
季語を知る – 俳句
俳句の会に入りました。ずっと興味がありながらも、読んでわかる句もあれば全くわからない句もあって難解な近寄りがたい世界だったのですが、義母が出席できなくなった俳句の会の幹事さんに勧められ、思い切ってはじめてみました。 「で...
藤城清治 ― 影絵展
風に揺れる髪が美しい乙女や、色とりどりの服をまとったこびとたち。大きな木のたくさんの小さな葉の間から注ぐ木漏れ陽。藤城清治氏の描く世界は、こうした美しいメルヘンの世界というイメージがありましたが、今回、初めて訪れた氏の影...