新年の季語 ― 去年今年(こぞことし)
2021年が明けました。 年頭にあたり、今年は世界中の誰もが大切な人と一緒の時間を過ごせるようになることを祈願します。 新年の季語に「去年今年」という言葉があります。「こぞことし」と読みます。手元の『入門歳時記(角川書店...
コロナ禍と俳句
2020年もあと数日。2020年はコロナに明け暮れた一年でした。そして新型コロナウイルスにより、私たちの生活は一変しました。 この秋に刊行された俵万智さんの歌集『未来のサイズ』にコロナ禍での日々を詠まれた歌が多く収載され...
卓球が人生を決めた-2
人生を振り返ってみると、大抵はこの人なくして今の自分はありえないと思える恩人が存在するだろう。私にもそんな人が何人かいる。前稿で紹介した藤井氏はその一人だ。 本稿に登場する野村堯先生もそうだ。お会いしてお話しをしたのはわ...
卓球が人生を決めた
今回は、死ぬまでにどうしても書いておきたい卓球のお話しです。 ※ 3月13日に、国際卓球連盟(ITTF)が、4月末まで予定されていた国際大会の中止を発表した。色々な意味で心配な日々が続きますね。 * 冒頭のアイキャッチ画...
桃の節句 or 雛祭り
古来、3月3日は「桃の節句」とよばれ、宮中で供え物が用意され、いろいろな催し物が行われていた。平安時代には草餅が食べられ、中世には桃花酒が飲まれ、中世末には白酒が飲まれたそうだが、室町時代に入ってから雛の人形を祭るように...
梅の歌一首 – 万葉集
昨日の雲天から今日は爽やかな晴天に変わり、気分が明るくなった。 昼食を済ませてから、リービ英雄の『万葉集 / Manyo Luster』を眺めていたら、こんな歌に出会った。今日の気分にも合っているし、春めいてきたので紹介...