うちの猫: ちび

春の季語として登場する猫

歳時記で春の季語を探していたら、猫の入った季語がたくさんあることに驚きました。猫だけでは季語としては使われませんが、猫と他の言葉を組み合わせた形で、季語として掲載されています。手元のホトトギス新歳時記(三省堂)では以下の...

春

感情を表す言葉

感情を示す言葉(感情語)はNG! またやってしまった。これまでも何度かご指摘をいただいているのですが、また感情語を使ってしまった… 「感情語」とは、美しい、楽しい、嬉しい、麗しい、悲しい、苦しい、汚い、無情だ、泣きたいな...

俳句を捻る

俳句を捻るという言い方があります。俳句を作るということです。詠むともいいますが、捻るというとなぜか高尚な感じがして、ちょっと言ってみたい言葉です。「ひとつ俳句でも捻ってみましょうか」なんて。 そもそも捻るとはどういう意味...

コロナ禍と俳句

2020年もあと数日。2020年はコロナに明け暮れた一年でした。そして新型コロナウイルスにより、私たちの生活は一変しました。 この秋に刊行された俵万智さんの歌集『未来のサイズ』にコロナ禍での日々を詠まれた歌が多く収載され...

雨上がりのひまわり

一句に季語がふたつ

梅雨の空に向日葵の傘広げたり 6月の兼題の「梅雨」を受けて作った句です。この6月は気分が重くなることばかりで心が晴れ晴れしない日が続いて、まさに「梅雨」状態。俳句にも集中できず締め切り間際になってやっとできた句です。鬱陶...