あこがれの九谷焼「釉裏金彩の大皿」 その2
釉裏金彩(ゆうりきんさい)という技法は、まず磁器の素地に絵具を掛け地色をつくり、その上に絵柄に切った金箔を置いて焼き付け、さらに透明釉を掛けて焼き上げるというものです。つまり地色の釉薬と透明な釉薬とで金箔をサンドイッチしているわけです。
あこがれの九谷焼「釉裏金彩の大皿」 その1
九谷焼作家の人間国宝、吉田美統(よしだみのり)先生の釉裏金彩(ゆうりきんさい)による作品です。初めて作品を拝見した時、その作風が私の持っていた九谷焼のイメージとあまりにもかけ離れていたので、え、どうしてこれも九谷焼なの?と考え込んでしまいました。その疑問とともに、薄緑色の大皿に描かれた金色の蓮華の花の絵がずっとずっと脳...
日本茶の美味しい季節になりました
お彼岸が過ぎてずいぶんと涼しくなってきました。熱い緑茶が恋しい季節です。そこでいろは堂では九谷焼のポット急須と狭山の深蒸煎茶のセットをご用意いたしました。ご家族で、お友達と、職場で、ちょっといっぷくいかがですか。
銀杏(ぎんなん)拾い
しばらくサボっていた朝の散歩を再開しました。早朝とはいえ良く晴れていると陽射しが強いので10分ほど歩くとうっすら汗をかいてきます。でもやはり秋。汗をかいても心地よい。風は涼しく爽やかで、散歩には絶好の季節になりました。よそ様の庭先に小さい秋を見つけながら歩きます。小さい紅紫色の花をみっしりとつけ風にしなる萩。朝露が光る...
敬老の日―おばあちゃんの思い出
母方の祖母、おばあちゃんは働きものでお裁縫が上手な人でした。着物のリフォームもお得意で、おばあちゃんがよく着ていた絣がいつの間にか夏のワンピースになったり母の半纏(はんてん)になったりして驚かされたものです。
冷たい緑茶の美味しい作り方
今年の夏は暑くて長い長い夏ですね。さらにアテネ五輪での日本勢の活躍に思わず熱くなってしまうので、連日の「猛暑」もいたしかたないのでありますが、暑い!暑い!という夏に、つめたく冷やした一杯の緑茶をいただくと、暑さでぼーっとしていた頭がスッキリします。