藤城清治 ― 影絵展
風に揺れる髪が美しい乙女や、色とりどりの服をまとったこびとたち。大きな木のたくさんの小さな葉の間から注ぐ木漏れ陽。藤城清治氏の描く世界は、こうした美しいメルヘンの世界というイメージがありましたが、今回、初めて訪れた氏の影...
浴衣で川越散策
小江戸とも呼ばれる埼玉県川越市は、蔵造りの街並みが残る江戸情緒あふれる町です。古い街並みの中にも、洒落たカフェや小粋な小物のお店が多くあり、楽しく散策できます。この川越に、浴衣と小物一式を借りられ、着付けもしてもらえるサ...
手拭 ― てぬぐい
夏目漱石の小説「坊ちゃん」の主人公は、毎日、温泉に行くのに赤い西洋手拭をぶら下げていくことから赤手拭と呼ばれていましたが、この西洋手拭とはきっとタオルのことでしょう。タオルが日本に初めて輸入されたのは明治初期と言われてい...
桜とクローン
ソメイヨシノは自家不和合性が強く、自らの個体の花粉ではまず実がならないということを。ですから、日本中に植えられているソメイヨシノは挿し木などで増やしたいった元の桜のクローンにあたるということになります。日本中にあるソメイヨシノの元は同じで、今各地にこの木があることを考えると、この木の花に魅せられた日本人の大いなる熱意に...
沖縄の布 -首里織、ミンサー織-
以前に取り上げた芭蕉布や紅型以外にも、沖縄独特の布地はたくさんあります。首里織は琉球王朝のまさにお膝元で生まれ、多彩な色や織の技法を発展させていき、現在では花織や首里道屯、首里絣、首里手縞など多くの種類に分けられます。八重山など各地で織られたミンサー織は場所によって少しずつ違うようです。
東京狭山茶手もみ保存会が受賞
いろは堂のお茶の製造元である本比園の比留間さんもメンバーである東京狭山茶手もみ保存会が、11月20日に静岡県で開催された第10回全国手もみ茶技術競技会で最優秀賞を受賞しました。