小春日和に
母が米寿を迎えました。齢、八十八。最近の口癖は「いつまで生きていることやら」です。 その母が、床の間に飾る掛け軸を、最近は1つではなく2つにしています。いつまで生きられるか分からないけれど、そのいつかまでに、楽しめる数は...
行く秋
2019年の秋がもう終わろうとしています。 東京の奥座敷、奥多摩の山々では真っ赤に染まった木々の葉がもうすっかり落ち葉となり、紅葉は今、都心で見頃となっています。 この秋は、災害の多い秋でした。台風や線状降水帯による豪雨...
坐禅修行のお寺、越前永平寺
1244年、道元禅師により開かれた曹洞宗大本山の永平寺(越前、福井県)。 大きな木々に見下ろされながら長い参道を歩き、通用門を通って受付へ。順路に導かれるまま進み、まず傘松閣(さんしょうかく)と呼ばれる建物に入ると。
盆栽、体験ワークショップは楽しい!
五葉松の美しく揃った緑の葉、ところどころ皮ばかりかと思うほどに曲がりながらもその先端まで瑞々しさを届ける幹。鉢の中にありながら、自然の力強さ、秘めた生命力を表す盆栽には思わず魅了されます。 とても心惹かれるけれど、自分に...