日本茶の美味しい季節になりました

お彼岸が過ぎてずいぶんと涼しくなってきました。熱い緑茶が恋しい季節です。緑茶にはカテキン、アミノ酸、ビタミンなど身体にいい成分がたっぷりあるということでここのところ緑茶ブームになっていますが、最近では海外でも日本の緑茶のヘルシー効果が注目されているそうです。

熱い緑茶お茶処静岡市では、11月3日(水)から7日(日)まで「世界お茶まつり2004」が開催されます。世界中のお茶や、お茶の加工製品、茶器などの関連製品だけでなく、文化、学術研究の紹介もある一大イベントだそうです。国内外からたくさんのお茶好きが集まってくるでしょうね。

この「世界お茶まつり」で、なんと、給茶ロボットなるものが紹介されるんだそうです。静岡県が誇る高度なものづくり技術を日本茶とともに広くピーアールする目的で、この春から静岡理工科大の某研究室で開発されてきました。日本茶インストラクターから学んだ「おいしく飲めるお茶のいれ方」などをインプットされているそうで、このロボット、ちゃんと茶種ごとに異なる適切な抽出時間を把握し、急須を動かす微妙な技なども習得している「優れもの」らしいのです。日本人のものづくりの技術の高さと技術者さんのこだわりには今さらながら感服です。どんなお茶をいただけるのかちょっと気になります。

しかし、忙しいとついつい「おいしいお茶の淹れ方」なんて無視していいかげんに淹れてしまう私としては恥ずかしい限り。給茶ロボットさんには頭が下がります。ものづくりの技術とは別の次元の話しですが、たった一杯のお茶なのだけど、美味しく淹れる心がけというか、気持ちの余裕を忘れてはいけないなと反省しています。誰かと向き合ってお茶をいただくひとときもお茶の効用のひとつ、リラックス効果を高めるにちがいないですよね。
給茶ロボットについては、静岡新聞 – 2004年9月10日で知りました。